外出自粛中プレイしたSwitch低価格ゲーム(探索・パズル系中心)

外出自粛が始まる直前、運よくSwitchLiteを手に入れました。

もともとゲーム体験は同世代平均より少なく、最後にプレイしたのは3DSポケモン。ここ数年はソシャゲ地獄の住人。
そんな私がコンシューマーゲームを超久々にプレイした結果、「えっ……ゲームってこんな楽しかったんだ……」と目から鱗でした。中でも3,000円以下の低価格帯ゲームの充実度と面白さに開眼した。

ランチ1食程度のお金で、こんなに楽しい体験が出来るのかよ2020年!!!!!!

といういつもの勢いでじゃんじゃんゲームを買ってガンガン遊んだので、面白かったクリア済みゲームの感想文です。(途中で積んでるゲームもまだまだある……)

目次

チックタック:二人のための物語

Twitterでバズってて知った、2人で協力して謎を解く脱出ゲーム。
易しすぎず難しすぎず、ミステリアスな世界観やアートワークも魅力的で、プレイ後めいっぱい頭を使った心地よい疲労感があってめちゃくちゃ楽しかった。

(ここで「謎解き」の楽しさを覚えたことにより、マーダーミステリ―にも興味を持ち始めました)

このゲーム「2人で協力する」けど「通信する」わけじゃないんですよ。なのにギミックのつくりがうまいから、相手と自分の世界がリアルタイムに繋がっていると感じられる瞬間があって興奮した。

それぞれが異なる謎を解くため、「相手は解けたのに自分の謎が全然解けねー!」という時間もあり、そうなっても気まずくない、ある程度は気ごころが知れた方(あと謎解きゲームのリテラシーが近い方)と楽しむのがおすすめです。

※※※ 以下はネタバレ含む感想 ※※※



深世海

最近の私がゲームの楽しさに目覚めたのは『Sky 星を紡ぐ子どもたち』のプレイ体験がかなり大きいのですが、この『深世海』でも、同じような感覚を味わいました。
ゲーム性は異なるのですが、「アートのように作りこまれたビジュアル」「リッチなサウンドによる没入感」そして、「広大で荒々しい世界と、ちっぽけな自分」という世界の感じ方が。

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探索した場所はマップに記録されるので、進めていくとこんなふうになります。

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私がシリーズでプレイしている数少ないゲームのひとつが『世界樹の迷宮』で、未開の地を隅々までマッピングするのが大好きだったので、そういう面でも超絶楽しかったです。

物語の辿り着く先は予想外ではなく、ある意味すごく納得がいくものだったので、万が一ネタバレ踏んでも台無しになったりしない、極上の「プレイ体験」を楽しめるゲームだと思いました。

あと、「善と悪/敵と味方という単純な構図ではない」世界観・ストーリーであるところも好きです。
罪のない「いきもの」たちをこの手で殺める/壊すことに罪悪感がある、でも生き延びるためには必然(酸素・ボンベの修理などには「魂」めいた素材が必要)という。それは人間として、リアルの生活でも普段からやっていることなんですけど、それをあらためて感じられるのも。

そしてこの『チックタック』『深世海』が面白かったことで、低価格帯のゲームに興味を持ち、色々プレイするようになりました。

Pode

小さな岩と流れ星、異なる能力をもつふたりが協力して探索するパズルゲーム。
1人プレイでも充分楽しめましたが、2人でやるのもぜったい楽しいと思います。

ただ出口に着いて終わり、ではなく、パズルを解いていくたび、殺風景だった世界が、うつくしく変化していく。

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幻想的で、どこかグロテスクな感じもある。

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岩と流れ星のキャラクター、見た目もモーションもとても可愛い。

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このゲームでは「言語」を使わず操作をサジェストしていて、それが判りやすく、かつ、うつくしいのも印象的でした。

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パズル要素の難易度も、個人的には「あまりに解けなくてイライラする」レベルではなかったので、ひたすら楽しくて可愛くてうつくしくて癒される時間でした。

gone home

1995年、久しぶりに帰ってきた我が家には誰もいない。家の中を探索して、「皆はどこへ行ったのか?」「何が起こったのか?」を知るゲーム。

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家の中には「1990年代」を感じさせる、質感にこだわったギミックが随所に仕込まれていて、探索するのが単純に楽しい。無駄にカセットテープを眺め続けたりしちゃう。

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『gone home』はホント何も知らずに体験してほしいやつなので、詳しくは言いたくないんですが、物語としては私含む特定のクラスタにめちゃくちゃ刺さるやつです……核心に触れる内容だから言えないけど……何らかで辿り着いてくれ同志たちよ……。

HUE

色の概念が存在しない世界で、色を使ってパズルを解いていくゲーム。

移動・色変更のタイミング合わせなど、アクションが必要な場面も結構多い。「進み方はわかるがうまく操作が出来ない」が何度か起こって泣きそうになった。

が、世界観が好きだし、何より「色相環(hue circle)を操作する」という発想がもう優勝。その一点だけでも推せるゲームです。「色」にこだわりがある人にぜひぜひプレイしてほしい。

フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと

一言でいえば、「奇妙」なゲーム。

プレイヤーは一族の血を引くエディスとして、フィンチ家の風変わりな屋敷を舞台に家族の軌跡をたどりながら、なぜ彼女が最後一人の生存者なのか謎を解こうとします。遠い昔から現在に至る追憶…それぞれのストーリーを見つけるたび、その家族の命が尽きた日の人生を体験していきます。

ゲームプレイもストーリーの調子も、フィンチ家一族のメンバーと同様にさまざま。共通しているのは、各人物の体験が一人称視点でプレイされることと、それぞれの物語が死で終わる点だけです。

Nintendo Switch|ダウンロード購入|What Remains of Edith Finch 『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』

初めてこの説明文を読んだとき「何を言っているんだ??????」と思ったんですが、プレイ後に見るとめちゃくちゃ端的で正確だった。

屋敷を探索して、一族の誰かの「最後の日の記憶」を次々と体験していくんですが、その人ごとにゲーム性もストーリーの雰囲気も全ッ然違うんですよ。

私のイチオシは、坂を転がるサメになれるやつ!

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ゲームを進める方法は探索だけど、「最後の日の記憶」の再現では全く異なるゲーム性なので、どんなゲームなのか説明するのが難しい。

とにかく奇怪で、こんなゲームあるんだ!?という新鮮な体験で……何だろう……『世にも奇妙な物語』の恐怖系じゃないエピソードの、不可思議なぞわぞわ感が好きな人におすすめかも。

GOROGOA

4つのタイルを動かしてパズルを解いていく、というシンプルな操作ながら、「そことそこがそうやって繫がるのか!」と驚くような仕掛けがたくさんあるゲーム。

とにかく手描きのグラフィックがうつくしく、言葉なしで紡がれていく物語も不思議で、「パズルが解けた達成感」だけでなく全体的に「リッチな体験」だな~と感じました。

唯一無二のゲーム体験で、言葉で説明するのが難しく、かといって画像や動画でネタバレもしたくない……と思っていたら、この記事がめちゃくちゃ的確で膝を打ちました。

「認知のフレームを軽やかに飛び越える」それだ!

おじいちゃんの記憶を巡る旅

絵本のような世界で、おじいちゃんの旅をパズルで導くゲーム。

操作は上記ツイートの動画のような感じなので、「おじいちゃんちょっとこっちにいてね……あっ、違う!そこまで進まないで!」とおじいちゃんに話しかけながら進んだ。

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ステージをクリアするとおじいちゃんが人生の「記憶」を思い出すのですが、その演出も、記憶の一枚も、ほんとうにうつくしい。

「操作する絵本」のような感触で、寝る前に少しずつ進めて心なごみました。
ラストの光景が希望にあふれているのもよかった。

Return of the Obra Dinn

消息不明となったはずが、数年後、突然姿を現した「オブラディン号」で何が起こったのか、保険調査官として探るゲーム。

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船の中を歩いて「死の痕跡」を見つけ、他の情報と紐づけて「『誰が』『何に』『どのような方法で』殺されたのか」を探り、記録の空白を埋める。

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古いモニターを模したモノクロ画面の質感も雰囲気が増して素敵。(状況的には結構ゴアつよめな場面もあるので、その衝撃を和らげる意味でも)

調査対象が60人もいるうえ、時系列の中で様々な情報が絡み合っている。すぐに身元が判る人もいれば、「ロシア人の誰がどいつだ!?」と終盤まで混乱することもあり。
これほどボリューム感のある推理を行ったのは初めてで、忘れがたい鮮烈な体験でした。


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手軽な価格でダウンロード購入できるゲームが豊富なSwitchのおかげで、この短期間に、私のゲーム観・ゲーム生活がかなり変わったな~と感じます。

この記事に挙げた「グラフィックが美麗なパズルゲーム」が嗜好のメインではありますが、他にも『ファイアーエムブレム 風花雪月』や『あつまれ どうぶつの森』、『スプラトゥーン2』など、過去作をプレイしたことがないビッグタイトルにもホイホイ手を出しているので……。

今後も時間&財布と相談しつつ、面白そうなゲームを開拓してゆきたいです!(しばらくは遅れてきたスプラブームが続きそうですが)(VTuberを推し始めた関係で……)