パーソナルカラーのオタクは楽しい

パーソナルカラー診断を受けて以来、「パーソナルカラー」というジャンルのにわかオタクをやっています。

「パーソナルカラーって何?」についてはファッション誌の特集でもこちら↓のようなネット記事でも沢山語られているので割愛。

これは診断内容の詳細レポとかパーソナルカラーを学んで綺麗になりましたとか美意識が高まりましたとかそういう話ではなく、

「パーソナルカラー、オタクがめっちゃ好きなやつじゃん」

と開眼したオタクの話です。


2017年夏。
パーソナルカラー診断を受けに行ったフォロワさん2人がそれ以来、マジで毎日ずっと延々とTwitterでパーソナルカラーの話をしていました。
彼女たちは元々コスメやファッションにあかるいオシャレな人達なんですが、いやそれにしてもずっとパーソナルカラーの話してんな君達!? と戸惑うほどで。

今思えばそれは、「新しいジャンルに沼落ちしたときのオタク」の状態に近かったんですよね。


そんな彼女たちの様子に興味を惹かれ&以前から「茶色のアイシャドウ何つけても似合わない気がする…」と悩んでいた私は、彼女たちが診断を受けたサロンを紹介してもらい、興味を持ってくれた別のフォロワさんを誘って、いざパーソナルカラー診断へ。

ちなみに私が診断を受けたいと話していたところ、先に診断を受けた友人たちが皆「てつたろさんがパーソナルカラー診断受けるなら見学したい」と言ってきて「えっ…何で???私に似合う色がわかる過程に何のエンターテイメント性があるの?????」と戸惑っていたのですが、友人のひとりが実際に当日同席することに。


で、パーソナルカラー診断を受けて分かったのが、「これオタクがめっちゃ好きなやつじゃん!」ということでした。


「フォロワーさんがポケモンなら何属性か」
「フォロワーさんがFGOのサーヴァントだったらどのクラスか」
「村を焼きそう・村を焼かれそうなフォロワーさん分類」

などの遊びをTwitterで繰り広げるのは私も日常茶飯事。
ハンター×ハンターの水見式だのハリーポッターの組分け帽子だの、属性分類で遊ぶのが大好きなオタクは多いでしょう。

それらの「遊び」は、あくまでも「相手への印象に基づく、イメージとしての分類」です。
しかしパーソナルカラーは、実際の「自分の身体的特徴に基づく分類」なんですよ。

「ランサーっぽい」「ターゲット集中スキルもってそう」などの私に対するイメージの話ではなく!

この私が!
この私の肉体が持つ!ガチの属性!
それが、パーソナルカラー!!!!!

あのとき疑問に思った友人達のはしゃぎっぷりを深く深く理解した私は、彼女達と同様に、診断後しょっちゅう事あるごとにパーソナルカラーの話をするようになりました。

それほど、私のこのオタク気質に、パーソナルカラーはガッチリハマるジャンルだったのです。

差異の比較が楽しい

自分のパーソナルカラーを理解するには「他者との比較」が、いちばん手っ取り早いと思います。

診断前、私は「自分の顔色は黄みが強いからイエベなんだろう」と勝手に思い込んでいました。
が、いざ診断の際、化粧を落として鏡の前に座り、友人の顔と見比べて衝撃を受けました。「私の顔、めっちゃ赤いな…!?」

イエベ秋と診断されることになる友人は、顔に赤みがほとんど出ず肌色が均一で、つるんとすべすべした陶器みたいな肌なんですよね。
で、彼女に比べたら私、全然黄みとかない。ただひたすら赤い。赤いというか青みピンクっぽい…?という私の診断結果はブルベ夏。

同席してくれたブルべ冬の友人も顔に赤みが出ず白磁のよう。どうも秋と冬は皮膚が厚め、春と夏が薄めであると判る。
そして診断してくれた先生はイエベ春。


診断中、自分には全く似合わない色の布が、友人や先生の顔をぱっと華やげる光景は、(実際には色彩の理論に基づく現象なのですが)魔法みたいで本当に面白く、また衝撃的でした。
ほんと、見てるだけで面白くて。友人達が見学したがっていた理由がよくわかりました。

シーズン毎の特性や違いを、言葉だけでなく、視覚的にダイレクトに知れた衝撃は、私の中でパーソナルカラーが盛り上がる大きな要因でした。


あと、それぞれのパーソナルカラーが判明した後、似合う色を使ってフルメイクしてもらったんですが、ブルべ夏の私とイエベ秋の友人の顔に載せられる色が、まあ全然違う!

特にびっくりしたのは、「それ、チークっていうか…ファンデ?」という色味のブラウンチークが、友人の頬にのせられるとふわりとオレンジのような赤のような素敵な色に発色するんですよ…!

魔法みたいな光景に「えー、すごい!」とキャッキャしていたら、「まあ、この色を貴方がつけると単純に茶色になるんだけどね」と先生にバッサリ切り捨てられました。

イエベ秋の人たちがそんなブラウン系のアイテムを「魔法の土」と呼んで愛でていたり、ブルベ冬の人たちが鮮烈な発色のアイテムを「これは色が私に負けない」と何故か色とバトルしている様子を見るのも、すごく楽しいです。

(ブルベ夏は色と共栄共存していくイメージ)

パーソナルカラーをネタにするのが楽しい

私がパーソナルカラー診断を受けた前後、Twitterで繋がってる方々が診断を受けはじめ、友人知人のパーソナルカラーが次々と判明してゆきました。

私の周りではブルベ夏とイエベ秋とブルベ冬がほぼ同数くらい。

皆無に近かったイエベ春と診断されたフォロワさんに、周囲のオタクがすかさず「私が持ってるイエベ春色のリップいりませんか!?」「私はチークがあるんですけど!」と群がるのも、ちょっと面白かったです。

パーソナルカラーを知ってる人が増えるほど、共通の概念になったパーソナルカラーをオモチャに話をするのがどんどん楽しくなりました。

「秋の民」「冬の民」って言ってるの見ると、紅葉うつくしい山から降りてきた秋の民に「ここは我等の領域、夏の民は生きてゆけぬ」って諭されたいし、吹雪の向こうからひとつも寒さを感じていない素ぶりで現れた冬の民に「私を呼んだか…?」って言われたりしたいとおもう謎の妄想が生まれる
19:17 - 2017年10月20日

春に焦がれつつ「私の力は強すぎて、壊してしまうかもしれない…」って春の民が住む花の庭に近づかない冬の民とか、紫陽花の咲く薄靄の中に佇む夏の民とか、鮮やかな紅葉の下たくさんの動物たちに慕われる秋の民とかそういう
19:44 - 2017年10月20日

永遠の中二病なのでこういう妄想を繰り広げてしまうし、周りも割とノッてくれる。

顔面力の弱いブルベ夏のオタクなので「くすみローズピンク…あなたと一緒にいると落ち着くわ……」「ラベンダー!お前がずっと側にいてくれたら俺、もっと自分のことを好きになれそうな気がするんだ…身勝手だけど一緒にいてくれないか…?」みたいな気持ちでカラーコスメを買います
21:15 - 2017年10月22日

あとこういうわけわかんない話もする。

最近いちばんテンション上がったのが、一緒にパーソナルカラー診断を受けた友人と「次に会うときはパーソナルカラーデュエルだ!」「デュエルスタンバイ!」とTwitterで話していたところ、実際に次の回、お互いゴリゴリのブルベ夏・イエベ秋コーディネートで邂逅できたことでした。

デュエルのため若干やりすぎブルベ夏コーデで武装した私が曲がり角をまがった瞬間、待ち合わせ場所に「ザ・イエベ秋」の色味で佇む彼女が目に入って、めちゃくちゃにテンション上がりましたね…。

あと最近ブルベ夏仲間に会うと、お互い露骨にカラフルになってるのが楽しいですね!以前はアースカラーorモノトーンばかりだった俺たちが…!!!

パーソナルカラー妄想診断が楽しい

パーソナルカラーというオモチャを得て真っ先にやり始めそして今もやり続けているのは、好きなアイドルや2次元のキャラクターや男性声優のパーソナルカラーを想像して楽しむ、という遊びです。

とはいえアイドルは顔立ちの美しさでパーソナルカラーという概念をねじ伏せているケースが多くて、割とよくわからないです…美形は顔色悪くても壮絶でうつくしいから……

好きな2次元アイドルコンテンツのアイドルたちに対して、「神楽麗さんはブルベ冬なので、彩度高めパステル忍者はイエベ春都築さんのがめちゃくちゃハマる…」とか「S.E.Mのアルミホイルも色味的に一番ハマるのはブルベ冬の硲先生じゃん?まいたるはイエベ春ぽいし、モノトーン×寒色とかパープルのスーツがキマる次郎先生ぜったいブルベ夏でしょ」などと与太を垂れ流したり、アニメを見ながら「今日も最高にイエベ春カワイイよー!」とか言い出したりする。

声優さんは衣装はもちろん私服自撮りが投下されることも多いので、「この衣装めっちゃ似合うこの人ブルベかな!?」「この凄い柄のコートが似合うのはイエベ秋か?」「マスタードより普段よく着てる黒のが肌の透明感と顔立ちのクッキリさが増すよなー」みたいな話が捗る…たのしい……。


そんなかんじでパーソナルカラーのオタクトークを日々繰り広げているのですが、マァあと単純に、めっちゃコスパよかったです、パーソナルカラー診断。私にとっては。
とにかく化粧品購入にかかるコストが格段に減った。

今やデパートからドラッグストア、コンビニまで、ありとあらゆる場所でたくさんの種類の化粧品が売られています。
が、当方、コスメが三度の飯より好き♡という人間ではないため、「この膨大な赤ピンクオレンジベージュからどうやって口紅を選べばいいんだよ…」と、これまでは途方に暮れるばかりでした。

それが「この系統の色が自分に似合う」という指針を知って選択肢がグッと絞られ、時間的コストや精神的コストがめちゃくちゃ削減されましたし、「買ってはみたがあまり似合わず殆ど使わない」化粧品の発生率も下がり、金銭的コストも削減。

私はサロンで診断してもらったのでお値段1万円以上しましたが、オタク的な楽しみが増えたうえ、美容に関する大幅なコスト削減も出来て、トータルで考えると、個人的には決して高いお値段ではありませんでした。
楽しい!ネタになる!役に立つ!!!

……とはいえ、パーソナルカラーのみならず化粧品という新規ジャンルにも開眼し、デパコスカウンターという現場の楽しさを知ってしまったので、余計なコストを削減は出来ても、使う金額自体は以前より増え…ては…います…が……趣味に使う金は精神安定用の医療費みたいなものだから問題ないです(?)

結論:浪費先が増えました!