今月のインプット(2017年1月)

 「きちんとした文章で書こう」と思っているとずっと書けずじまいでアウトプットが億劫になるので、取り急ぎ先月のインプットをざっくり記録。

参戦した現場

現場初めがジャニーズアイドルとの年越し! 最高!

TOKIO司会のカウコンに入ることが出来て幸せだった。山口さんの真冬なのに袖がない衣装を生で拝めてシャッフル企画のダンスも拝めてうれしかったし、「ネタを拾ってもらえなかったり、スタトロでバイクのマネしてふざけたり、松岡さんに窘められたりするリーダーさすがリーダー♡」とかほっこりしてたら『宙船』のギタープレイがカッコよすぎて「茂…ッ!」と感嘆したり。

東山先輩の『仮面舞踏会』があまりにもかっこよすぎて「かっこよすぎる…!」と崩れ落ちたり。

 

でんぱの現場は一年ぶりだったがめちゃくちゃに楽しくて、でんでんビッグバンドのアレンジが最高で、もがちゃんはやっぱりわたしのミューズだった。
今年も、もっと広く、もっとたくさん、もっともっと遠くまで、でんぱちゃんの魅力が世界へ宇宙へ届きますように。

 

そして昨年はじめて生で観た舞台『弱虫ペダル』で手嶋純太役・鯨井康介さんの演技に惚れ込み、もっと色んな芝居で観てみたい…!と足を運んだ演劇ユニット・トンダカラの旗揚げ公演。
キャパ100名の小劇場、ピアノ生演奏をバックに繰り広げられる、濃密な二人芝居が最高すぎた!ふたりの男の「会話」で魅せる「関係性」の妙が素晴らしくて、観た後に優しくせつない気持ちが残る。

 

 

読んだ本

2015~16年はまともに本を読めておらず、読むのもビジネス書とミステリとホラーばかりだったので、読書幅を広げるためスゴ本さん(わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる)を大いに参考にさせていただきましたありがとうございました!

 

傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)

傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)

 

ヴェルーヴェン警部シリーズ最終作。

シリーズ三作の中ではやっぱり『その女アレックス (文春文庫)』の洗練されたスリリングさが一番好きだな。同じようなテンションで、同作者の『死のドレスを花婿に (文春文庫)』も好き。

探偵役が冷徹な第三者、推理マシーンではなく、一人の人間として喜怒哀楽があり傷つき時に愚かな行為にはしり…という「人間味」がこのシリーズの魅力のひとつで、それは十分に感じられた。今回は「恋人が瀕死の重傷を負う」ってあらすじから覚悟していたが本当に、タイトル通りで、こちらの心も満身創痍になった……

 

タダイマトビラ

タダイマトビラ

 

「家族」というシステムを極限まで破壊し尽くし、やさしい(おそろしい)新世界を組み上げる村田さんの筆致と発想に脱帽。すごい作家と巡り合ってしまった。

 

コンビニ人間

コンビニ人間

 

めちゃくちゃ良かった! おもしろかった! 熱かった!

主人公の感性におそろしさやきもちわるさもありつつ、私自身「普通の人間」がよくわからないタイプの人間のためちょっとは共感もありつつ。

こんなクソみたいな男に流されてしまうのかしら…とイライラハラハラしたので、最後にコンビニ人間としての「生」を選ぶ古倉がちょーーーーー胸熱だった!

 

奥の部屋: ロバート・エイクマン短篇集 (ちくま文庫)

奥の部屋: ロバート・エイクマン短篇集 (ちくま文庫)

 

この結末は、あの場面は、一体なんだったのか。

あらすじだけ説明すると「なんてことない」話に見えてしまうかもしれない。奇怪さやおどろおどろしさで直接めったうちにされるタイプの恐怖ではなく、読み手がそれぞれに想像をめぐらせてゾッとする「余白」のある恐怖。ホラーでなく「ストレインジ・ストーリー」という呼称がほんとうにしっくりくる。 

この味わいはひさびさで、とてつもなく豊かな読書体験だった。

 

ワンダー Wonder

ワンダー Wonder

 

静かな強さと勇気をもつ、ひとりの「ふつうの男の子」の物語。小さい頃、この物語に出会いたかったなあ、と素直に思えた。 

 

絶深海のソラリス (MF文庫J)

絶深海のソラリス (MF文庫J)

 
絶深海のソラリスII (MF文庫J)

絶深海のソラリスII (MF文庫J)

 

2巻より、だんぜん1巻が好き!

前半はユルーイふわふわ甘い王道ハーレム系×SF異能力モノ……からの不穏な中盤、悪夢のような後半、そしてラストは帯どおり「絶望率100%」。一瞬、希望の光かと思った存在にもたらされる絶望が、鮮やかすぎて絶句した。

 

牧野修作品は、『忌まわしい匣 (集英社文庫)』などのクレイジーな小説や、『傀儡后 (ハヤカワJA)』などのSF作品が性癖なのだが、この手のライトミステリも気軽に読めて楽しかった。

 

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

 

ピアノコンクールを舞台に描かれる、天才と才能の話。

風間塵という類い稀なピアニストの演奏に魅了され、「また風間塵の演奏が『聴きたい!』」と心底熱望する、稀有な読書体験だった。読後はじめて思うのが、「良いコンサートだった!」 なんだよ。「読んだ」し「聴いた」と思っちゃうんだよ。すごいよ。

直木賞受賞前からTLで話題になり皆が読んでおり、「メイン4人のピアニストのうち誰が好きか?」という選択に、友人知人の性癖が色濃く出てくるのも面白かった。私は今も昔も野生で規格外な天才が好きです!

 

オタクとしての今年のテーマは「幅広く貪欲にエンタメを楽しむ」「もっと本を読む」「鮮度が高いうちにアウトプットする」なので、引き続きガツガツ生きてゆきます。