【10Ks!】私が見た4日間の話

愛するKAT-TUNの、記念すべき10周年ツアー。
銃(ペンライト)を提げ、私が参戦したのは名古屋と東京全日、4公演。

そもそも記憶力がザルなんだが、今回マジで公演内容を描写したりひとつひとつに感想言えるほどの記憶が公演直後の時点で残ってなくて、もうとにかく「たのしかったーーーーー!!! KAT-TUNサイコー―――――!!!!!」っていう感情と充足感しかない。

だからこれは、「私めちゃくちゃ4日間楽しんだよ! それもこれもかつんちゃんたちとみなさまのおかげだよ! ありがとう!!!!!」というただの日記。


以前の記事でも書いたとおり、怒涛の3月から4月入って速攻、しかも連日SNSに野生の田口くんが現れるという謎の世界線。謎テンションで迎えた4月3日(日)、名古屋。

私は一人で矢場とんをキメていた。

まあ要するにグッズ列を完全にナメていた。13時半に着いたら3時間半待ち。開演は16時。咲き乱れる八重桜の下、長い長い行列に絶望したが、心優しいフォロワさんに救済していただく。感謝してもしきれない。危うく銃を持たずに戦場に赴くところだった。

あと「赤トレンチのハイフンがいる」というフォロワさんのツイート見て笑ってたら向こうから赤トレンチの人が来てマジかよと思ったし、何なら東京でも結構見た。みんな心つよいね!?

開演前はドタバタしつつも思いのほか多くの方にお会い出来た。自作ホルスターや剣ペンラ装備してる皆様にキャッキャした。

終了直後、率直な感想。

そりゃまだ4月も3日目だ。どうしても四人目を幻視してしまう。もちろん五人時代、六人時代の映像も観ていたが、私がリアルタイムでTVで沢山観たのは、繰り返し観たDVDは、四人のKAT-TUNだったから。

田口くんのパートを誰が歌うのか、思い入れの強い曲ほど気になってしまう。歌割の変わった部分、ちょっと入りがズレることに気づくたび、ウッ、と喉が詰まる。しかも、のっけから「田口」って、上田さんが口にするからねぇ。

謝罪はせず、田口くんのことにサラリと触れ、何より「海賊船」というKAT-TUNお馴染みのモチーフを選んでいた。過去はありのままの過去として受けとめて、三人は進んでいくんだなと思った。

quarterもオープニング衣装がいっとう好きだったし、今回も! 上田さんの衣装の「腕を通さない袖」という無駄な布に興奮しかなかった。はやくDVDで微に入り細に入り確認したい~。

瓶で人を殴打するリズムに合わせて手拍子をする人間は、そりゃナゴヤドームに怒声を響かせる上田さんに拍手しますよね。

『僕らの街で』で三人がひとつのムービングステージに乗り、バックステージに移動する時、あまり大きくはないステージに亀梨さんと上田さんが座り込むから、「こ、これは…! NEWSさんのコンサートで観た『メンバー全員がギュッと固まって座る』サンリオ的光景がかつんちゃんでも観れるーーーー!?」と期待MAXで前のめりに双眼鏡を覗き込んだ私の目に飛び込んできたのは、スンッと仁王立ちする中丸雄一。

……いや、やっぱ中丸さんは、KAT-TUNはそうでなきゃね! と謎の納得をしつつそっと双眼鏡を下ろす私。

ここのフォーメーションは最終日まで変わらなかったので、「美しいたっちを足元にはべらせて堂々歌う中丸雄一というのもおつなものだな」とオーラスには思えるようになった。

この時は上田さんしか観察出来ていなかったが、最終的に全員の踊り方が微妙に違っていると判った。

広く浅く音楽聴いてて日本語ラップも好きで、田中さんのラップもめちゃくちゃ好きで、六人・五人時代のKAT-TUNを支えるカッコよさ、KAT-TUNらしさはラップパートありきだよなって今聴いても思う。特にドンエバはその筆頭みたいな曲だった。

でも、初めて生で観る、そして「ラップのない」ドンエバも、めちゃくちゃカッコよかった。三人がガッシガシ踊る間奏ほんとカッコよかった。

だから、何だろう、「四人目がいない」感覚はあっても、それは「足りない」という意味ではなかった。

KAT-TUNは三人でも、圧倒的にKAT-TUNなんだ。その確信が強まった、安心感もあった初日だった。



名古屋公演が終わった段階で、感じていたことがもうひとつ。「今回、わりと特効控えめだな……」という、ちょっとした不完全燃焼感。

いや決して、決して悪くは無かった。でも特に今回は、2次元オタ仲間の友人と、Twitterで知り合ったNEWS担さんという、KAT-TUNコン初めての方を連れて行く予定だったので、「もっと水ドーン! 炎バーン! みたいにド派手なやつ見せたかったな~」という気持ちがあった。



そして迎えた4月29日(金)、東京ドーム初日。

「み、みみみみみみみみみみみみみ水だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

一曲目から驚愕。そんなに! そんなに大量の水を! 水を使った演出を!!!!!!!!

私が入ったquarterも、その前年come Hereも、直近のコンサートには水を使う演出が無かった。いやレーザーや照明主体の演出も勿論めちゃくちゃ大好きだけど、一番最初に観たDVD『Break the Records』で、あの水の演出に度肝を抜かれたんだよね。あんだけ水使うライブって、普通のアーティストだとそうそうないじゃないですか。

でも予算かかりそうだし今は不景気だし、もうあのふんだんに水を使った演出は観れないのかなーって諦めてたんだよ。名古屋も、入れなかった大阪でも、それはなかったから。


そしたら、まさかの、水!


いやいやいやいや、言っても序盤とラスト盛り上がりに使うくらいでしょ? ってソワソワハードル下げてたら、途中でもいっぱい使われる水! それはまるで日照りの村に降り注ぐ恵みの雨のように、私の心を潤したのです。

すべての水に10Ks… そしてバケツで必至に水を掻きすくっていたスタッフさんにも……

名古屋・大阪を観たハイフンさんたちが「今回は特効控えめ」とツイートされていたため、一緒に入ったNEWS担さんに「あれで控えめなんですか!?」と訊かれたが、流石にアレは控えめじゃないです。水の演出が入った公演は本当に、名古屋で観たのとは全ッ然別モノだった。そのうえ約1ヶ月ぶりだったこともあって、東京初日は初見のようなふわっふわしたテンションで観ていた。

終演後にメシ喰いながら「何だかんだ三人のうち中丸さんを一番観ていた…」と悔しげだったこの友人が、何の脈絡も無く「でも私はゆっちとは呼ばないから!」って宣言したの謎すぎて爆笑した。

HBBコーナー。名古屋初日でも仏と蚊と加湿器とペペ中丸に死ぬほど笑ってたら、東京で「加湿器」の前振りキッチリ入れてネタ詰めてきたの「デキる~!」と大喜び。

しかもそこから、あの吸血鬼と歯医者コント……!

東京初日、顔を傾ける中丸雄一の表情が雄で一番すぎてドキッていうかもはやゾッとした。そんな雄の顔をメンバーに向けるのはちょっとどうなんでしょうか…?

しかもその後のソロ、触れた頬のやわらかさに動揺したかめにゃ入り間違えるし小道具忘れるしボロボロだったし背中向けてゴソゴソやってた。あれ20秒か30秒はやってたよね…? 何か色んな意味で凄いものを観た感あったよ。



翌4月30日(土)東京ドーム2日目は、ジャニーズのコンサートで自分史上初の! 天井席!

KAT-TUNの天井席は神席」と言われてるのはよく目にしたが、マジで神席すぎた。個人的には、初めてのKAT-TUNは天井席なるべく中央寄りで観てほしいな~! 演出すべての凄さが判るから!!!

初っ端の『GOLD』雷鳴が轟き、荒れ狂う海のなかメンバー紹介が映し出され、そして現れるKAT-TUN。海賊船を模した大きなセット。手前に噴き上がる噴水が、本当に大海に漕ぎ出すかのようで震えた。しかも砲撃される!


そして序盤からテンションブチ上がったのが、『THE D-MOTION』!!!

カラフルな照明、飛び交うレーザー、花道を歩くKAT-TUNを先導するはユウイチナカマル。スタンドでもかなりアガったけど、天井席、格別。

光をガンガン使った「BOUNCE GIRL」もカラフルポップで良かったけど、Dモはレーザーごりっごりで超COOOOOOOOOOOL!!!!!!!!! あんなに美しいクラブ見たことないよ! クラブ自体そう行くような人種じゃないけど! CLUB TOKYO DOME最高!!!!!!

特効ぶっ放してレーザー飛び交う『In Fact』も、天井から観るとカッコよさ桁違い。本当にレーザーの海。


水も炎もレーザーも全部乗せ!でヤサイマシマシニンニクマシアブラマシカラメマシ的な『UNLOCK』も、天井席から観ると格段に凄まじかった。
同じように特効盛り盛りだった13-14カウコン『PHOENIX』、quarterの『RAY』が「神聖さ」「壮大さ」を演出するものなら、今回の『UNLOCK』演出はクールだけど超アッパーなんですよね表現のベクトルが。それが新鮮だったし、何より無条件にテンション上がりまくった。


そして抽選会の最中、

(*´∀')「ウソウソカワウソ〜」

という亀梨さんの発言で瀕死になってたら、上田さんが虚空に肩を組む仕草をして「見えないのかよ?」的なことを言ってて、う、うえたぐーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

田口くんがKAT-TUNではなくなっても上田口という概念はそこにある…不滅…不滅のうえたぐ……

それだけでも精神がどうにかなってたうえ、この日は、亀梨さんがKAT-TUN六人の名前をこのツアーで初めて、挨拶中に口にした日だった。

六人がいたからKAT-TUNが生まれた。その成り立ちも、歩んできた歴史も、ただ事実としてそこにあって、それを変えることも否定することもなく、それらを土台にして、三人はKAT-TUNであり続けるんだ……的なことを考えていたけど当日は全然うまく言葉に出来なかった。喩えに稲作を持ち出す意味がわからない。

『In Fact』の「まるで出口の無い迷路みたいに」のくだりについて。田口くんが虚空に「田口」を書いていたように、上田さんもそれに近い何かを書いていて、うん……。

ちなみに私は入った公演すべてでアラームクロック買ったので、同じ時計を4個所持、大阪入った方は5個購入されていて、「同じ時計が4個も5個もある部屋こわい」と言われた。ハロークレイジー!!!



そしてオーラス、5月1日(日) 。私が入れていただいたのは、天井席の最後列だった。

2015年上半期の記事を読んでいただけば判るとおり、私は本当に色んなひとに背中をおされたり教えてもらったり支えられたり罠にはめられたり性癖マウンティングされたりしながら、一年ちょっとという短い期間を、KAT-TUN担として歩んできた。

そして、デビュー以前からこれまでずっとKAT-TUNを支え続けてくれた先輩方がいるから、私はこの日、東京ドームに来ることが出来た。

私が感謝してもしきれない、お世話になった方々すべてを見渡すことの出来る席で、充電期間前最後のコンサートを観れるということに、勝手にめちゃくちゃエモくなってた。


中央寄りの席は、前日以上に演出が美しく見えた。


『KISS KISS KISS』の間奏終わり、ピアノ四連符が続くところで、田口くんはピアノを弾く真似をしていた。

そのパートで上田さんは指揮者みたいにリズムとっていることに、この日やっと気づいて、私の妄想なのでは…と思って終演後に他の方に聴いてもやっぱりやってたよね、quarterではやってなかったよね、って話になって、う、うえたぐ……


ソロの『Love yourself~君が嫌いな君が好き』オーラスは変な踊りを踊りはじめるかめにゃんかわいすぎて、「きゃ、きゃわ…」「かわいいー!」「かわいすぎる!」って隣の上田担さん(見ず知らずの方)と二人して身もだえてたの面白すぎた。亀梨和也の可愛さの前では担当なぞ関係ない!!!

そして『CHANGE UR WORLD』、トライクルで爆走して銃ぶっ放して手榴弾爆発させる自担、最高の極みでは…? 強そうなパフォーマンス好きとしては謎の雄叫びをあげずにいられなかった。二日目以降、速度と走行距離あがっててノリノリで最高に最高が重なってた。手榴弾のピンを唇で外す自担、瓶で人を殴打する自担・KAZUYA姫の乗った駕籠を燃やす自担と並ぶ三大好きな自担パフォーマンスにあげたい。

天井席から拝む『STAR RIDER』の中丸雄一、東京ドーム抱いてた。スタンドから見てもカッコよかったけど、天井席ではレーザー操る様があまりにも凄まじくて「カッコイイ……」って茫然と崩れ落ちたよ。


終盤の『4U』、初日からオーラスまで「MY DEAR SWEET GIRL」を我々に歌わせるのシュールすぎない…? と戸惑ったり、「きみへ」「ありふれた」の歌割が打ち合わせもなく成立するハイフンたちにじーんとしたり。


オーラスは、舞台も客席も熱量が圧巻だった。充電前最後のお祭り騒ぎだ! って感じで、盛り上がり方が尋常じゃなかった。私も声が枯れてもいい!とアンコールまで叫びまくった。

まだ終わりは嫌だとコールする私たちに「困らせんなよ」と笑いながら、「関係者と繋いでください」なんて、輪になって打ち合わせをするKAT-TUNにニコニコして。

最後の最後、『Peacefuldays』もう喉ガラッガラだし、脚も腕も痛いし、酸欠でクラクラするし、それでも力いっぱい「KAT-TUN」を呼んだ。

曲中に好きなひとたちの名前をめいっぱい叫ぶことが出来るって、最高だ。

しっとり、しんみり終わって充電期間を迎えるんじゃなくて、真っ白な客電の中、銃ペンライトふりかざして、めちゃくちゃ大盛り上がりでみんなで歌って騒いで、東京三日目が終わった。

あまりに楽しすぎて最高最良の終わりだったけどまだまだ終わりたくなくて、ササッと身支度する美しい所作の先輩ハイフンさん達をよそに、ギリギリまでドームに座ってその光景を眺めて目に焼きつけた。

強風に煽られながらドームを出たら、酸欠ぶっ倒れそうになり、しばらく座って休憩してから三角オブジェ前へ。

ほとんど初対面の方々とワン○ースの「シャボン○ィ諸島で!」みたいなノリで、「また東京ドームで!」ってハイテンションに誓いを立てて、めちゃくちゃアガった。

周囲にも沢山のひとたちがいたけど、「これでしばらく会えないよ~;;」っていうしんみりした雰囲気より「いやー楽しかったね!」と興奮気味な空気が強くて、この東京3日間でお会いした方々と「また次の出航で!」って言いながらお別れして。

その後は爆笑→沈黙→しんみり語り合う→爆笑という躁鬱ジェットコースター情緒不安定な上田口担ふたりで飲んだくれ、深夜の水道橋でプロミスの看板(配色が青とオレンジ)を見上げ「ラッキー上田口だ!」と写真を撮り「上田口はやっぱりプロミスだよぉ!」と叫ぶ世界一ダメな夜をやった。

カッコイイことも、うまいことも、役に立つことも、面白いことも、なにも言えない。

とにかく、ただひたすら、KAT-TUNがカッコよくて、美しくて、最高に楽しいコンサートだったんだよ、と。それしか言えない。

そのうえ充電期間が明けたら、もっともっとパワーアップしたKAT-TUNを観ることが出来るなんて最高だよね。



私が出会ったのは四人のKAT-TUNで、四人のKAT-TUNが私の中で大切で特別なことはずっとずっと変わらない、と田口くんの退所を知ったときに思った。

でも、三人の、これからのKAT-TUNも、やっぱり私にとって大切で大切で特別な存在だ。


2015年は仕事面が超激動で、そんな中KAT-TUNにハマって、彼等それぞれの仕事への姿勢とか、価値観とか、マインドとか、そういったものにめちゃくちゃ刺激を受けた。

仕事でつらいことがあったとき、うまくいかなかったとき、「あぁー、でもKAT-TUNはこんなに頑張ってるんだよな、私も頑張りたいな」と勇気づけられた。

チームで何かを創り上げること、他者と向き合うこと、顧客との関係性、コミュニケーションと自分のキャラクター設定、いろんなことを、私はKAT-TUNを通して学んだり考えたりした。

KAT-TUNと「青春」を共にしていない私にとって、彼等は「永遠の男子」ではなく、同じ時代を生きるメンターのような存在だ。たぶん、それはこれからも。


グループとしての活動がない、その事実にはいまだに慣れない。

でも有難いことに、ほぼ毎週、それぞれのレギュラー番組があり、中丸さんは公式ウェブで情報を発信し、亀梨さんは既に映画が二本決まっており、上田さん…上田さんが何をするかはまだわからないけれど、上田さんがやると決めた事なら何でも応援する気満々なので、穏やかに次の情報を待っている。

定期的にSNSにあがる田口くんの画像に微笑み、聖担さんを少しずつフォローして情報を集めはじめ、赤西さんのMVにノックダウンされ、毎日数本は六人の五人のそして四人のKAT-TUNの過去のMVを観る日々だ。

他グループ担の方とKAT-TUNのDVDを観る約束をしたり、メイキング映像の内容一覧作成を目論んだり、沖縄や京都へのロケ地巡りも本気で計画したいし、オタクごと以外のプライベートや仕事でも、新しいことを始める予定がある。


次の出航まで、私も私の人生をめいっぱい充実させて武者修行してるから、はやく戻ってきて、またドームで会いましょうね。約束ですからね。

あと『10Ks!』は絶対に絶対に絶対にBlu-ray出してください!!!!!!!!!!!