非ジャニオタとKAT-TUN鑑賞会をした話

二次元絡みの友人知人とKAT-TUN鑑賞会を二度実施したところ、どちらも思わぬ展開になった。

その1 「応援したいKAT-TUNナンバーワン」

Aさん:10年来のオタク友達。好きなジャンルは基本2次元。アイドルでメンバー全員の顔と名前が一致するのはSMAPと嵐くらい。

文学に造詣が深く、音楽や演劇も守備範囲な彼女の感性が好きなので、こちらが先入観を与えるより純粋な感想が聴きたいなと、あまり解説はせずquarterコンDVDを再生。Japanesqueコーナーを観て「和風だけど、二次元っぽい和風だね」と言われ、我が意を得たりとニヤニヤする。

そしてRockコーナー。
実はこの鑑賞会、以前「自担が駕籠を燃やすんだけど」「駕籠を燃やす!?何それ観てみたい」という会話をしたのがキッカケで開かれたもの。早々にメインディッシュ。

オラオラと上田さんが駕籠を蹴破りタバコをふかし、ポイ捨て。燃え盛る駕籠。

A「wwwwこれ笑ってもいいやつ?」
私「うん、私も流石に『も、燃えたーーーー!!!!』って笑うしかなかった」

そして上田さんのワイルドなパフォーマンスを堪能した後、他メンバーが登場し、その瞬間は訪れた。

A「…なんか、一人だけ違わない?」
私「なにが?」
A「全員カッコイイ不良って感じなのに、一人だけ間違い探しみたいになってる」

彼女が指さしたのはサブカルウケ満点な丸眼鏡を身につけ、HBBを繰り出す中丸さんだった。

私「そ、そんなことないよ!? 中丸さんだってライダース着てるし!」
A「そうなんだけど、何か…雰囲気が昭和っていうか……」
私「昭和!?」
A「何でだろ…色かな……」

(後に気づいたのだが、あの丸眼鏡を「桃屋っぽい」と評価される方もいたので、それが昭和という印象に繫がったのかもしれない。)

その後も「あの子だけ違う」と言われたのが悔しくて、ド派手な演出が最高な『Dead or Alive』『RAY』を見せたのだが、ここでも彼女は「やっぱり中丸さんだけ違う」と言い出す。

A「上田さんとか亀梨さんはくっきりした顔立ちで、中丸さんは顔立ちとか柔らかい雰囲気だからかな、って思ったんだけど、田口さんも柔らかい雰囲気なのに違和感がない」
私「えー、えぇー…いや、まあ、確かに私も当初、中丸さんだけ雰囲気違うな、とは思ったけど…もう感覚麻痺してるからわからん……」

ならばこれはどうだ! と数多のオタクを撃沈させてきた信頼と実績の2013-2014カウントダウンライブ『PHOENIX』を見せたのだが、

A「中丸さんが気になりすぎて、どんな曲と演出だったか一切記憶がない」
私「まじっすか」

彼女が中丸さんを気にする原因を突き止めようとNMPのオープニング等、様々な衣装の映像を見せ、「中丸さんは布いっぱいの衣装より、すっきりしたスーツの方が似合う」「華奢すぎる体型だから、布が多いとモコモコ感がある」という話になる。

だがそれにしても中丸さんが不当に評価されている気がしてならない…カッコイイゆっちを見せたい……と中丸雄一憧れてる芸人としては不満がつのり、『come Here』のソロ映像を見せるも「普通にアイドルっぽい」という感想で、それならばと『quarter』に戻って「ぺぺ!」を見せたところ、

A「…中丸さんは大丈夫なの?」
私「えっ、だいじょうぶだよ!?」
A「何か、見てると、がんばれ…!ってお母さんみたいな気持ちになる」

母性呼び覚まされてる!!!!!!!!!!!!

これは軌道修正しなければ、とタメ旅総集編を再生。のっけから股間モザイクかけられるゆっち。そして先日のモニタリング、苦手な絶叫マシンにのせられるゆっち。

自身も絶叫系が苦手なAさんは「流石に可哀想!」と同情を示しつつも、やはり「お母さんみたいな気持ちになる」と頑張る中丸さんを応援し、中丸さんのリアクションに笑ってくれた。バラエティのが反応いいかな、と思って『RUN FOR YOU』の楽屋のコーナー(インディアン風ゲーム初回)を見るなどした結果。

A「好きとか嫌いとか別にして、(中丸さんは)応援したいKAT-TUNナンバーワン」

まさかこんなことになるとは……。

そして深夜、消灯してからもぽつぽつと話をしてそろそろ寝ようかな、という雰囲気になったとき、

その時点まで田口くんが好みとは一切言われず、中丸さんに特化して映像を見せ続けていたため「早くゆってよ! まだ田口くんのカッコイイところもカワイイところも見せきれてないよ!」「田口くんも農業ロケやったりギャグやったり頑張ってるから!応援してあげて!!!!」と暗闇でゴネる田口推し上田担。

(そして翌朝、満を持して農業ロケを見せるも中丸さんの適当なコメントに「他人事」と笑ったり、サトイモの葉を持つ中丸さんを「なんかトトロみたいになってるよ!?」と言ったりで本当に中丸さん気にしすぎだなと思った)

Aは別れ際にも「中丸さんを応援するね!」と言ってくれた(っていうか一緒にいるとき6回くらい言われた)ので、後日メールで中丸さんのエピソードまとめURLを送りつけるなどしている。

しかし、話を聞くとAは今ちょうど別ジャンルにハマりたてで情熱MAX、今が一番楽しい時期。そんなときにダイレクトマーケティングしすぎると迷惑だろうし、じわじわKAT-TUNに興味をもってもらえるように仕向けるか~とぼんやり思っていた。

が、複数買いした分を押しつけたCDを律儀に聴いてくれていて、『Dead or Alive』がちょうど今ハマってるキャラに当てはまるとか、『KISS KISS KISS』の曲調が好みとか言ってくれているので、次の手を考えたいところ。


その他こんなエピソードもあった。


その2 「顔が好みだから、何やってても美しい」

Bさん:弱ペダ繋がりのフォロワーさん。この日が初対面。

「芸能に詳しくないけど、だからこそ興味がある」とのことだったので、まずはメンバーの名前や特長をざっくりお話しした後、解説ゴリゴリ入れながらquarterコンを見ていただく。

「割とV系が好き」というBさんには序盤から「曲が好み」と言っていただき、スケールのでかい演出についても「(センターステージについて)すごいですね!?めちゃくちゃ動きますね!」「これは一度、生で観てみたい。よく知らなくても絶対に楽しい」と、開始3曲くらいで高評価。更に、

B「全員美形だけど、上田さんの顔が一番好みです」
私「まじっすか」

と返しつつも、当初は(私が上田担と言ったから、気を遣っていただいているのかな…)という気持ちもあった。が、その後も事あるごとに「上田さん綺麗ですね」「薄味の顔より、ああいうクッキリした顔が好みで」と言われ、(コレ私に気を遣ってるんじゃねえな?マジだな?)と思い始める。

ディスク1全てと、ディスク2をかいつまんで観た後、いくつか上田さんの画像を見せたところ甘栗に興味を示してくれたので、それならば、とNMPコンを再生。

私「上田さんが白いモコモコの衣装でカワイイんですよ~」
B「……び、美少女!!!!!」

先ほどから好感触だったが、明らかにテンションが変わった。

B「あの、今のビジュアルに不満があるわけじゃないんですけど、でも、もったいない!!!!!!!」

あ、あまぐりいぞくみたいなこと言い出したぞーーーーーーーーー!

これは! と思い、そのままNMPの序盤を見せた後で、例の和演出を再生したところ、

B「天女!天女だ!!!!!!」
私「(計画通り…)」

MCに興味もってもらったら楽屋のコーナーを見せようと持参した『RUN FOR YOU』がここで役に立った。美少女度MAXなPVの上田さんに「すごい…」と繰り返し、楽屋のコーナー開始直後に出てきたインナーのみの上田さんに「一人だけ!美少女がいる!!!!」と思い通りの反応をいただく。

それにしても、まさかこんな展開になるとは予想できず、『愛の華』や『Love in snow』を持ってこなかったことをこれほど悔やんだことはなかった。

更に惑星コンもご覧いただき、上田さんが抜かれるたびに「綺麗…」「ホント美しいですね」と繰り返し、『MONSTER NIGHT』のPVも見せた結果。

B「上田さんの顔が好みだから、何やってても美しいですね」
私「でしょう!?(上田担と同じこと言い出したぞ……!)」

そして残った時間でカラオケしたら、「こういう曲が好きなんです」とジャンヌダルクを歌われたり、「カルナイの曲が好き」と言われたりして、「それはKAT-TUNを観るべきですね!?」という将来有望な方だったことが判明。

別れ際も「本当に楽しかったです!」と言ってもらうことが出来て、「生で観たい」とも言ってもらえたので、詳細が出たら春コンサートにお誘いする約束をして別れた。


耽美でダークな雰囲気や、細部まで手の込んだ演出や、何より美形が好きならば、二次元ジャンルの方が観ても面白いに違いない!と思っていたが、今回の鑑賞会で確証を得た。

特に『1582』は誰が観ても圧倒され混乱する演出・パフォーマンスであり、KAT-TUNに詳しくない一般人(かつての私を含む)の抱く「クールで不良っぽい亀梨和也」のイメージをあの数分間で塗り替える最強コンテンツであるという確信も強めた。

また、ジャニーズやアイドルの基礎知識が無い方からの視点や感想は予想できない方向に転がることが多く、とても刺激的だった。ライブの凄さや面白さが伝われば充分!と思ってたのに、中丸さんを応援してもらえるとかライブお誘いする約束とか想定以上の成果もあげられたし。

今後も隙あらばKAT-TUN鑑賞会を開いてゆきたい。